2003年02月14日

プリスクールのバレンタイン

20030214.jpgクラス全員(30名)とバレンタインカードを交換するので用意をして持たせてほしいという内容の手紙を、先週末、プリスクールで頂いた。

アメリカは、カードの種類も豊富で安いんだけど、さすがに30枚買うと、かなりの金額になる。どれにしようか迷っていたら、「クラスメートと交換用」と書かれた箱を見つけた。ステッカーになっている小さいカード、封筒、それぞれ32枚入っていて手ごろな値段だったので即決。カードにムスメの名前を書き、幼稚園へ持参させていた。

バレンタインデーの今日、交換したカードを大量に持ちかえってきた。うちは、セット販売されているカードで簡単に済ませてしまったが、写真入りの手作りカード、工作したカード、チョコやキャンデーの入った封筒、意外にもお金と手間をかけているものが多かった。「ちょっと節約しすぎたかな…」と、参考のために、一通りカードに目を通した。

カードの入っている袋を見ると、ムスメに持たせたカードが大量に入っている。どうやら、交換のルーティンに上手く加われず、自分は友達に渡しそびれたらしい。いろんな子供に次々とカードをもらって、チョコやキャンディーを見てウヒャウヒャしている間に、交換タイムは終わったのだろう。

その場にいなくても、ムスメの様子が目に浮かぶようである。「とっても楽しかったよ〜」と嬉しそうに報告してくれたので良しとしよう。それと、優しいクラスメートにも改めて感謝である。

今週末の3連休後、1週間のWinter breaks(寒中休み(死語?)or冬休み)になるので、先生やクラスメートとは、しばしのお別れである。

その休みを利用し、来週後半は、サンディエゴにヤボ用のあるオットさんに同行し、ついでに観光旅行を楽しむ予定。(ヤボ用と観光、どっちがメインか分からなくなってるけど)

で、我が家のバレンタインは、最近、仕事が大変なオットさんへ、私とムスメからカードとチョコレートをプレゼントした。
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2003年02月26日

お稽古事見学

ムスメのお友達が通っているダンス教室のミニ発表会があり、開始時間より早めに行き、ウォーミングアップから見学をさせてもらった。

実は、アメリカのお稽古事を見るのは、これが初めて。

皆、ピンクのレオタードを着て、柔軟体操をした後に、タップダンスのタップの練習、トゥシューズに履き替え、発表会前のおさらいをしていた。

この間、ムスメは、寝不足&仲間に入れないのでふてくされ、機嫌が悪く、久しぶりに暴れ太鼓になっていた。ご迷惑になるので、ウォーミングアップだけ見て退散。子連れの場合、諦めなくてはいけないコトも多い。分かっちゃいるが残念である。

ムスメは、お稽古事に通っていない。本人が何か興味を持つまで待っていたのもあるし、アカデミックなプリスクールなので、半日以上、ワーク(勉強や教材を使っての学習)をしているので、これ以上詰め込むのは可哀想な気もしている。

しかし、プリスクールと自宅、わずかなお友達という限られた日常の中で生活しているので、何かを見つけられる環境ではないのではと感じた。子供が興味を持てそうなお稽古事に通わせてしまった方がいいのだろうか。

と思いながらも、ノンキなので、お稽古事をさせなくてはいけないという強迫観念は、あまりない。アクティブな子供なので、ヒップホップダンスとかいいなぁと、漠然と考えているだけである。

それにしても、今日は、寒いっす。雪が降りそう…(うそうそ、降らない、降らない)
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2003年03月03日

肺炎

約1年ぶりに小児科医へ行った。予約した時間ピッタリに行ったのに、すでに2組の親子が座っている。私たちの後を追うように、3組の親子が入ってきた。特に風邪が流行っているとは聞いていないが、今まで来院した中で、一番の混雑ぶりだった。

受付にチラリと寄られた先生に向って「あ、おじさんだ、おじさん。」と、最近覚えたおじさんという言葉を連呼すムスメ。

「あの人は、おじさんではなくお医者さん、Doctorなんだよ。」と小声で諭すが、「へぇ〜、おじさんが!?」と、一際大きな声で驚く。

これ、声がデカイっつうのっ!
ボリューム調整できんのか!?
母にソックリじゃないかっ!

待合室まで私たちをお迎えに来た日本語の分かる方が、クスクス笑っていた。そりゃ、そうだよねぇ、普段は「先生」とか言われている方をおじさん呼ばわりするんだもん。子供は正直だよね…って、違う違う。おじさんじゃなくて、Doctorだった。

個室で待っていると、アシスタントor看護士が入ってきた。先生の診察の前にアシスタントor看護士からの問診がある。アメリカはこのシステムが多いはず。
38度5分〜39度3分と高熱が続いている、タンが絡む咳をする、ノドや耳の痛みは訴えない、お腹も下さず吐くこともない、昨晩から食事を取るようになった等の症状を話すと、高熱の原因が何となく分かったという顔つきで、カルテに書き込みをしていた。

間もなくカルテを持った先生がやってきた。
「丈夫だから、全然、来ないねぇ。」と、カルテを見ながら笑っていた。
「その後、変わりはない?今回は、痙攣大丈夫だった?」と話をしながら、ノドや耳を見たが、異常なしとのこと。その後、ムスメの背中に、聴診器を何度も当てていた。

やがて「右の肺のここの辺に軽い肺炎が起きている。食欲も出てきたみたいだし、峠は越していると思う。」との診断だった。最近、ムスメと似たような症状で来院する子供に肺炎が多いという。

小さい頃、何度か肺炎を患い症状を知っていた私は「やっぱりな…」と思った。しかし、全く違う症状で、日本に住む友人のお子さんが肺炎で入院していたので、必ずしも同じ症状とは限らないようだ。

解熱剤と抗生物質の入った痛そうな注射をお尻にしてもらったムスメは、鼻水たらして15秒ほど泣き、アシスタントor看護士さんをにらみつけていたが、その後はケロリ。

熱が下がっても、今週は自宅で静養、金曜日の再診の結果が良好だったら、月曜日から登園可とのこと。風邪と違って、熱が下がっても、すぐには日常生活に戻れないらしい。

20030303.jpg先生から処方箋をもらい、某スーパーのPharmacyで薬を作ってもらった。たった1週間分、2種類の薬で「71ドル」だった。

17ドルの聞き間違えかと思い、聞きなおしたが、間違いないとのこと。驚きのあまり「高い薬だねぇ。」と言ったら、「こういう薬は高いよ。だから、そこにも(後ろにある市販薬の陳列棚を指差しながら)たくさん薬があるだろ。」と笑っていた。

はぁ〜、ごもっとも!

71ドルもの大金を持っているはずもなく、カードで薬を買った。もし、コレがオットや私の薬だったら「すいません、お金ありません。」と平謝りをし、支払わず、買わないで帰っただろう。これだから、アメリカの医者には滅多なことじゃ行かれんのだ。

峠を越したらしいムスメは、柿の種をボリボリ食べ元気である。痛い注射が効いているのだろう。

写真解説:栄養ドリンクかっ…というくらいの薬を処方された。大きさが分かりやすいように、初・マイ指が登場。
日本のWEBサイトでは堂々と顔写真を載せていたが、こちらでは顔写真を一切載せていない。こ〜んな狭い世界で顔なんて知られたら、そこらで、声をかけられそうで怖い。人の悪口も言わない、暴言も吐かないお上品な日記なら問題ないんだろうけど、書きたいことが書けなくなる恐れもアリなのだよ。
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2003年03月12日

ストーリータイム

20030312.jpg一般的なプリスクールには、ストーリータイムがある。先生が絵本を読み聞かせする時間のこと。

日系アメリカ人のイラストレーターが自分の絵本の紹介がてら、ストーリータイムに来るというので、私も子供達と一緒にクラスに参加した。

モノクロをベースにしたイラストにビビッドな赤をアクセントに使用している。主人公のエミリーという女の子が見たものを描いたファンタジーな内容。

「彼女(私のムスメ)は、とっても絵本が好きみたいね。」と話しながら、買った絵本にサインをしてくれた。

日本人(日系も含む)が異国の地で活躍しているのを見ると、本当に嬉しいし、心から応援したい。
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2003年03月17日

モンテッソーリというプリスクール

ムスメは、モンテッソーリという教育理念に基づいたプリスクールに通っている。この付近は、とても多く、日本より認知度が高いようである。もしかしたら、日本でも有名なのかもしれないが、教育不熱心な私は、こちらに来て初めて知った。

よって、先生方は、モンテッソーリを教える勉強もしてきた方である。ムスメの担任の先生方は全てアジア人である。そのため、英語を第二外国語としている園児が多い。

とりわけ年長者の先生、仮に、Ms.Cとしておこう。彼女は、とても教育熱心且つ親身に子供に接している。そして、自分の仕事やクラスに自信を持っているようだ。卒園した親からの評判もよく、ムスメを安心してお任せしている。時には、厳しく子供に接するが、出来たことに対しては、必ず誉める。誉められて育っていない私は、誉めて育てるの何たるかを、私もMs.Cから学んだ。

アメリカ人の親は、子供の失敗や過ちを咎めず「No problem」「It's OK!」で片付ける(甘やかす)傾向が強い。その結果、根拠のない自信を持った自分の非を認めず謝らないアメリカ人を産出している。これは、知っている範囲の日本人も感じていることで、同じアメリカ人からも「アメリカ人の教育の良くないところだ。」と聞いたことがある。幸い、私の身近なアメリカ人の方は、謙虚な方が多いので、イマイチ実感できていないのだが。

私は、何かの機会があるたびに、Ms.CへThank youという気持ちを伝えると同時に、「あなたは素晴らしい先生だと思う。」「私たちは、あなたを尊敬しています。」と、語彙が少ない私の精一杯の感謝の気持ちをこれらの言葉にしている。

今朝、オットがMs.Cへ、ここを離れることを伝えてもらった。私がピックアップに行くと、Ms.Cは待っていましたとばかりに、私に駆け寄った。
「今朝、とても悲しい話を聞いたわ。彼女(ムスメちゃん)は、英語が全然分からなかったけど、一所懸命に勉強して、英語が出来るようになった。モンテッソーリの課題も順調に進んでいたし、せっかくたくさんの友達も出来たのに、私も本当に残念よ。」と、涙を浮かべた顔で話しかけてきた。

ムスメに、ABCから手取り足取り教えてくれ、少しでも早く皆に追いつくようにと、集中的に見てくれていたこともあった。それに応えるかのようにムスメが様々なことを吸収し、身につけていくので、とても張り合いがあったようだ。親が言うのも何だが、えこひいきに見えるくらい可愛がってくれていたし、ムスメも懐いていた。信頼できる素晴らしい先生である。今回の1件で、何が一番辛いかというと、ムスメがこの先生と会えなくなってしまうことだ。

こんなにも良くしてくれた先生と、訳も分からずお別れをし、やがて記憶にも残らなくなってしまうのだろう。ムスメの心に、この先生のことを残してやれないものだろうか。

シリコンバレーは、人の出入りが激しい分、プリスクールの生徒の出入りも激しい。ここ最近の景気の悪さを反映し、レイオフや転職によって、物価の高いシリコンバレーを離れる人が多くなっている。また、私たちのように外国人労働者の子供達も多い。シリコンバレーで成功or失敗をし、親と共に祖国に戻る生徒も多い。

近々、ムスメちゃんは誕生日を迎える。先生と相談した結果、送別会を兼ねてクラス全員のみんなと誕生会を開くことにした。どんなに引越しが大変でも、お金がかかっても、これだけは、絶対にやらなくてはと常々思っていた。
いつも参加するばかりで「私のバースディいつなの?」と、自分が主役になる誕生会を心待ちにしていたのだ。
みんなにお祝いしてもらって、ローソクふいて、プレゼントもらって、誕生日の楽しさを味あわせてあげたいという親バカな気持ちである。

今回の帰国の件で、非常に心残りで残念なことは、ここで皆と一緒に卒園させてやりたかったし、苦労して慣れ親しんだプリスクールと別れさせなくてはいけないことである。親は大人だし、別れたるものがなんだか知っているし、極論を言えば、自己都合でもある。しかし、それに伴う子供に悲しい思いをさせることが、親として本当に辛い。

日本に戻ってから「学校、いつ行くの?Ms.Cはどこ?」などといつもの笑顔で聞かれたら、どうしたらいいのだろう…。

いわゆる転勤族のお子さんは、入学と卒業が違う学校、3年毎に転々としているというのはよくある。今の私の思いを数年に一回するのでは、子供はもちろん、親もご苦労が多いことだろう。今さらながらではあるが、転勤の辛さ、大変さを味わっている。

日本でも、3月、4月は転勤される方が多いだろう。今年の春は、私たちにとっても別れの春である。

私の別サイトで新しいお手紙が2つ(救急車とアダルトスクールの話)アップされたので、お時間がある方はお立ち寄りください。いっちょ、読んでみっか!おありがとうございます。

追記…
夜遅く、同じプリスクールに通うお子さんのお母さんから、あることを知らせるメールが入った。

私がプリスクールを出た後、Ms.Cが涙目で、このお母さんに、私のムスメが園から去る寂しさ、この一年間で目覚しい成長を遂げたことを切々と語り、突然の帰国にMs.Cもショックを受けていた様子だったとのこと。

メールを読みながら、涙が溢れた。たった2年の生活だったのに、知らず知らずのうちに、私の気持ちが、すっかりここに根付いてしまったようである。仮住まいという軽い気持ちで住み始めたが、痛手は予想以上に大きくなりそうだ。

この地に再びくるのは容易いことではない。ここで別れた人々と再び会える日があるのだろうか。
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