2002年10月04日

Spirited Away

9月20日から全米公開になりました。といっても、全米で、たった97の映画館でのみ上映なので、一般的なアメリカ映画に比べると、少ないです。例えば、先日、観たロビン・ウィリアムズの「One Hour Photo」は、1261、映画によっては、3000を越える映画館で上映されます。

「Spirited Away(千と千尋の神隠し)」は、10月のある週末の興行収入ランキングは15位で、公開されてからじわじわと順位が上がっています。前後の14位と 16位の映画は、上映している映画館の数が1000以上もあります。上映されている映画館が少ないにも関わらず15位なので、日本アニメの健闘ぶりが伺えます。

また、メディアの評価も高く、ほとんどが最高評価に近い「A」を付けています。話題の新作とされている映画ですら、BやCという評価が多いのです。中には、「一部のインテリ層にしかうけない」という酷評もありましたが。ちなみに、私が観た「One Hour Photo」は、評価「B」でした。

ある映画の掲示板では、「僕は、○○という街に住んでいるものだけど、Spirited Awayが、僕の街でも公開されるか知っている?」「トトロやもののけ姫のファンで、Spirited Awayも絶対に見たい。いつ私の町で上映されるの?」などの内容を多く見かけ、楽しみにしているファンも多いようでした。

しかし、私は、健闘を称えながらも、メディアの評判だけが1人歩きしているのではないかという穿った見方もしていました。日本の映画がアメリカで上映されることは滅多にありませんし、アメリカ人の反応見たさもあり、映画を観に行くことにしました。

上映されている最寄の映画館は、スタンフォード大学があることでも有名なPalo Alto(パロ・アルト)という街にあります。
「One hour photo」を観た映画館とは外観の様子が異なり、つたのからまる石の建物で、風情がありましたが、中は、意外にも近代的な作りでした。偶然にも、チケット販売している係員が、クラスメートの男性でした。私が映画名を言うまでもなく、「Spirited Awayでしょ?」と、発券し始めました。部屋に入ると、すでに映画は始まっていました。

この映画館では、吹き替えをしておらず、英語の字幕付きで上映されていたので、英語が得意ではない私にとっては、とても有難いことです。ある友人が、ここでSprited Awayを観たのですが、その時は、観客に子供連れが多かったそうです。やはり小さな子供が字幕を読み、内容を理解するのは難しく、退屈のあまり騒ぐ子供を、連れ出す親も居たそうです。私が行った時は、昼間だったので、お年を召された方が大半で、とても静かでした。

ところどころのシーンで、クスクスと笑い声が聞こえたり、見た目が奇妙なキャラクターが出てくるたびに「不思議なモンが出てきたぞ」という感じで乗り出し、石炭を運ぶ愛嬌のある黒いキャラクターには「何だか、可愛らしい」と興味を持ち、最後のシーンで、主人公である千が湯婆婆との賭けに勝ったときは「よかった〜」という安堵の雰囲気になり、映画製作者の思惑通りの反応があったように感じました。

日本語だけのタイトルバックになっても、映画の余韻を楽しみ、名残を惜しむかのように、誰一人として席を立ちませんでした。タイトルバックが終わり、ロビーに出た人達は、ほのぼのとした表情をしていました。ちょっと意外だったのは、アジア系の観客は、私だけだったことです。何はともあれ、日本の文化が外国に出て行くということは、日本人として嬉しい限りです。
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2002年12月11日

Standing in the Shadows of Motown

20021211.jpgという映画を観た。

Motown(モータウン)とは、黒人資本によって、1959年に、ミシガン州デトロイトに設立されたレコード会社の名前。デトロイトは、車産業でも有名な町だから、「モータータウン」から「モータウン」と社名がつけられた。

60年代、70年代に一世風靡し、今でも活躍しているアーティストや不滅の名作の存在が大きい。ブラックコンテンポラリーやソウルを語る時、モータウンは外せない。

モータウン・サウンドと呼ばれるものは、白人音楽界にも影響を及ぼし、ビートルズ、ビーチボーイズといったグループも然り。日本の音楽界にだって、影響を受けているアーティストは多い。

人生の半分以上を(年バレもあり)、これらMotownサウンドと共に過ごし、現在進行形である。私の聞く音楽のルーツが、ココにある。

これは、モータウンの音楽やミュージシャンのエピソードやコメントを交えたドキュメンタリー映画。そして、この映画の中心になっているthe Funk Brothersというモータウンを支えたバンドメンバーが集まり、ミシガンでライブを行った模様も含まれる。年を取っているものの、才能の衰えは感じなかった。いや、むしろ、その年代になったからこそ醸し出せるかっこよさがあった。

モータウンの中で、最も好きなアーティストがマービン・ゲイ(Marvin Gaye)。その中で、何百回(いや何千回?)聞いても、涙が出るほど切なくさせる曲は、「What's Going On」。マービン・ゲイのファルセットボイスが、壊れそうなほど繊細である。これは、名作中の名作!!でも、ベトナム戦争や当時の社会に対しての歌なんだよね。

そして、彼は、実父の凶弾に倒れ、もうこの世にはいない。1984年のことだった。あの悲報を聞いたとき、ショックだった。その時も「What's Going On」を聞いたっけ。

ラストシーンは、ミシガンでのライブ映像。チャカ・カーンが「What's Going On」を歌っていて、やがてベトナム戦争のフィルムが背景に流れる。

「What's Going On」とその映像は、マッチしていて、悲しく惨い映像すら、美しく見えてしまうほどであった。
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2002年12月14日

スッピンでうだうだ

クリスマス見物する予定はずだったけど、朝から、大雨、強風で、出かける気分じゃなくなった。

ティム・アレン主演の「The Santa Clause」を観た。サンタやクリスマス物の映画は、結構好きで、「34丁目の奇跡」が一番かな。DVDを探しているんだけど、また見つけてない。

アメリカで公開中の「The Santa Clause2」を観たいんだけど、その前に、一作目を観ないといかん、ということでDVDを買ってあった。

予想通りの展開だけど、サンタクロースを信じている子供と一緒に楽しめると思う。知人のお子さんは「小さな煙突から、ああやってサンタが入ってくるんだね」と、サンタクロースの知識を深めたそうだ。微笑ましい話だ。

まだ何か観たいという感じだったので、暴風雨の中、オットは、コスコにDVDを買いに出かけ、数枚まとめ買いしてきた。

その中の一枚「Lilo & Stitch」をムスメちゃんと一緒に観る。それなりにヒットしたみたいだけど、私は、イマイチ。途中で爆睡してたらしい…。

オット曰く「サマリーが苦手で情の薄い人には分からない家族愛についての話なんだよ。」そ、それは、私のことだ…。

サマリーが得意で情の深い人、「Lilo & Stitch」は面白いと思った?

久しぶりに、一日中スッピンでうだうだして、休みモード全開だった。
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2003年06月17日

マトリックス・リローデッド(ネタバレなし)

ワーナー・マイカル・シネマズで、噂のマトリックス・リローデッドを見てきた、オットさんと。

アメリカに住む友人Kakikoさんが、一足先にアメリカで見たと知り、日本公開になったら絶対に映画館で見ようと思っていたのだ。

スミスとネオはパワーアップしていたねぇ。特に、ネオは「スーパーマン」にもなってたしねぇ。でも、スクリーンの中の映像が絶えず目まぐるしく動くので、目が疲れて充血していた。

「Only one…」という最後の台詞は、完結編となる次回作への期待を倍増させ、公開までの数ヶ月が待ち遠しくなること間違いなしでしょう。

オットさんと日本の映画館で映画を見るのは初めてである。子供がいても、子供抜きの夫婦の時間は持ちたいですよね。2人とも、気ぜわしい日が続いていたが、いい息抜きになった。

ムスメをピックアップした後、上大岡のヨドバシカメラへ行く。
昨日の日記にも書いたアウトレットが目的である。扱っているものは展示品が多く、かなり安くなっていた。運良く、私達の希望に合う冷蔵庫が数点あり、今まで見た店より3万円前後も安く売っていた。配送料金7000円(その冷蔵庫に関しては)を払ってもお得な買い物になりそうだ。
アウトレット品でも、ポイント10%が還元される。参考までに!
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2003年06月24日

チャーリーズエンジェル 新旧比較

チャーリーズエンジェルのドラマは、全米ABCネットワークで1976年に始まり、日本では翌年から放送された。

現在、月〜水曜日の昼間、再放送されているので、時間が合えば見ている。ヘアスタイルの名前にもなったほど人気のファラフォーセットが出ておらず、これまた日本でも人気だったシェリル・ラッドが妹役として出演しているので、放送開始直後のドラマではないことがうかがえる。

子供の頃、親が寝静まった後、居間にあるテレビにヘッドフォンを付けこっそり見ていた。美しいアメリカ人のオネエサマ方が、悪党と戦い、任務を遂行する姿にハラハラドキドキし、大きくなったらスパイや探偵になりたいと思ったものだ。(オット曰く、私には緻密さがないので不向きとのこと)

改めて見ると、約27年前のアメリカのファッションや世相がよく分かる。
60年代後半から始まったウーマンリブという言葉が台詞に使われ、ドラマに登場する女性達は皆仕事を持っている。
ファッションは、パンタロンスーツやジュート巻きのパンプス、濃いチーク、サブリナ・ダンカンのマッシュルームカット、その他のエンジェルのカールのきいたレイヤーカットも当時の流行だった。

そして、カリフォルニアに住んでいたからこそ気づいたこともある。
オフィスは、LAにあるという設定なので、リノ、サンタモニカ、アリゾナなど州内の都市名や隣接する州の地名がよく出てくる。
ドラマの中で使われている車は、全て青いナンバープレートである。(カリフォルニア在住者はピンときたかな)

現在のカリフォルニアは、白いナンバープレートだが、以前は青のナンバープレートだった。余談だが、青の前は黒のナンバープレートだった。よって、現在の街中にはこれら3色のナンバープレートを目にする。しかし、黒のナンバープレートは、クラッシクカーに近い車なので、滅多にお目にかかれなかった。

チャーリーズエンジェル・フルスロットルが日本でも公開される。ドラマと映画の違いは大きいが、27年という年月を経ているので、スケールも違うし、エンジェルに東洋人が起用されているのも人種問題に厳しい現代ならではだろう。

ルーシー・リューの顔は、一般的な日本人には受けないようだが、アメリカ人的には、ああいう顔立ちの東洋人女性は人気である。私も最初はあの系統の顔の美しさは理解できなかったが、2年アメリカで暮らし、目が慣れたのか、それはそれで魅力を感じるようになった。美的感覚も慣れなのだろうか!?

映画の中では、ドラマでエンジェルを演じたジャクリン・スミスが先輩エンジェルとして出演するという。また、裏切り者を演じるデミ・ムーアは、この映画に出演するにあたり、約4800万円もの全身成形をしたという。一般人なら、その金額でマイホームを買い、一生ローンに追われるというのに、さすがハリウッドはケタが違うと驚いた。

そのあたりも、個人的にはそのあたりも見所で、新旧比較もしたいので、映画を見に行きたいのだが、時間が取れそうにもない。

映画の中のエンジェル達は、タフで男性を物ともしないが、ドラマの中のエンジェル達のようなエレガントさには欠ける。そういえば、テレビを見ていても、エレガントさを感じるタレントはいない。女性自身のあり方も27年の間に大きく変化をしたのだろう。

多少の古臭さを感じながらも、ドラマのチャーリーズエンジェルを楽しんでいる最近のワタクシである。


英語でしゃべらナイト内で、司会進行役の釈由美子がエンジェル3人に英語でインタビューしていた。カンペー見ていたけど、度胸あるなぁと関心しながら見ていた。最後に「私も4人目のエンジェルになれますか?」というようなことを聞いたら、キャメロン・ディアスに思いっきり失笑されていた。いちお、本人がフォローしてたけれどね。そういや、吹き替えする藤原紀香もそんなコトを聞いていたそうだが、ちょっと「身の程知らず〜」って思ってしまいました。

そして、釈由美子の鼻がお直しアリアリだったような…。これまた失礼っ。
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